仕事しながら転職活動は辛い？成功させる秘訣を紹介
転職活動を仕事しながら進めている人も多いのではないでしょうか。
仕事をこなしつつ、転職のための書類を作成したり面接準備したりするのは大変ですよね。
しかし、「絶対に無理！」というわけではありません。仕事しながら転職先を決めた人もたくさんいます。
そこで、本記事では仕事しながらの転職活動が辛いと感じている人へ、成功するための秘訣をまとめました！気になる方は是非ご覧ください。
仕事しながら転職活動をするのは難しい？
仕事しながら転職活動をするのは、簡単ではありません。
金銭面の不安がない、余裕を持って転職先を探せるなどのメリットもありますが、仕事と転職活動を両立するのは大変なこと。
経験者の声から、仕事しながら転職活動するのが辛いと感じる理由を見ていきましょう。
転職活動に使える時間は限られる
仕事しながら転職活動するのつらいなと最近ひしひしと感じている。。 退職してから国保払いつつ転職活動しようかな〜でもな〜
引用：Twitter
仕事しながら転職活動するということは、「仕事の合間に転職活動する」ということ。
仕事終わりに転職サイトで求人をチェックしたり、面接に行ったりと、転職活動に割ける時間が圧倒的に少ないです。せっかく面接へ進むことができても、仕事を休めず面接に参加できないこともあるかもしれません。
休日も、応募書類を用意したり、面談が入ったりすることもあり、疲れが取れないまま平日を迎えてしまうことも。
金銭的にも余裕があるので焦らず転職先を探せますが、逆に時間がなくて思うように進まない…と感じる人が多いようです。
両立が上手くできず疲れてしまうこともある
転職一歩踏み出すために、無理やり面談をいれたのですが、仕事後の疲れで全然話入らず、 まじで仕事しながら転職はムリだと分かった
引用：Twitter
時間が圧倒的に足りない状態で頑張ろうとしたのに、疲れて上手くいかなかったという体験談です。
特に仕事が忙しい人だと、転職活動もなかなか進まず、精神的にも体力的にも疲れてしまうことが。
「大変だから現状維持でいいや」と転職を諦めてしまう人もいるかもしれません。
仕事しながらでも転職を成功させる秘訣
仕事をしながらの転職活動は、時間がなくて両立が大変です。
しかし、転職に成功した人の中には働きながら内定をもらった人ももちろんたくさんいます。
働きながら転職活動を進める秘訣を3つご紹介します。
まずは優先順位をつける
意外と時間をとられるのが、「応募したい企業を見つけること」ではないでしょうか？
転職サイトを眺めて、気になる会社をクリックして、会社情報をチェックして…というのを何となく続けていると、時間はいくらあっても足りません。
転職先探しの前に、まずは転職先の条件に優先順位をつけましょう。「これだけは譲れない」・「譲れないわけじゃないけどあったら嬉しい」・「それほど重要ではない」という各条件を決めておくことで、自分に合いそうな求人を効率的に絞り込めます。
次に挙げるのは、転職活動で優先順位をつけたい条件の一例です。この条件を含めて、自分が譲れないことは何なのかよく考えてみましょう。
- 仕事内容（業種・職種・経験重視か未経験OKかなど）
- 労働環境（勤務地・転勤の有無・雇用形態・リモートワークの可否・残業時間・有給などの休暇など）
- 収入（年収・ボーナス・手当の有無など）
- 福利厚生（家賃補助の有無・育休の取りやすさなど）
- 会社および経営状況（社風・会社の規模など）
スケジュール管理を徹底する
時間がない中で転職活動を行うので、スケジュール管理は必須です。
「いい転職先を見つけるまで続ける」と曖昧なスケジュール設定はNG！「1年以内」「次のボーナスをもらうまで」など、自分の中で期限を設定すると、いつまでに何をするべきかが自ずと見えてきます。
また、面談が入ると日程を調整する必要が。有給休暇を取得しなければいけない可能性もあるので、スケジュール管理には特に気を付けましょう。
最後に、退職の意思を告げてから退職、入社までのスケジュールも考えておく必要があります。
- 引継ぎはどれくらいかかるのか
- 何か月前に退職を申し出るべきか
- 繁忙期などを避けると退職日はいつがベストか
- 転居を伴う退職（社員寮からの退寮など）・転職の場合、引っ越しにどれくらいの時間が必要か
細かくスケジュールを決めないと、後々自分が困ります。大体の日程は予測して、それに向けて動けるように計画しておきましょう。
転職エージェントに登録しておく
転職エージェントを利用すると、転職活動の負担を軽減できます。
自分に合った求人情報を見つけたり面接の日程を調整してくれたりするので、利用しない手はありません。
また、非公開求人を紹介してもらえるなど、自力で探すよりも好条件でマッチした求人を見つけられる可能性が高いです。
まだ転職活動を始めていない人でも、まずは転職エージェントに登録しておくと良いでしょう。
面接で入社可能な日を聞かれたらどうする？
仕事をしながらの転職活動で困るのが、「いつ入社可能か」という質問ではないでしょうか。
まだ退職する旨を告げてもいないのに、いつ入社できるかを答えるのは難しいですよね。
遅すぎず、現実的な入社可能日を答えられるようにしておきましょう。
引継ぎを考慮すると1〜3ヶ月後に入社が一般的
一般的には1～3か月後に入社するのが理想です。1～3か月後なら、現在の会社に退職の意思を告げて引継ぎが終わるまでにも十分な時間がありますよね。
とは言え、明確な日にちがわからないのは仕方がないので、「大体2か月後くらいです」など大まかな日取りでもOK。ただしあまりにも遅いと、採用見送りになる可能性が高いので注意しましょう。
また、内定をもらったらすぐに今の会社に退職の意思を告げましょう。伝えにくいから…と後回しにしていると、引継ぎが間に合わず、退職直前に迷惑をかけてしまうかもしれません。
曖昧な回答をしないように注意する
大まかな日程で大丈夫と述べましたが、曖昧な回答はNGです。
「多分3か月後だと思うんですけど、本当に退職できるか分からないので…」などハッキリしないと、採用担当者も「本当に入社できるの？」「入社の意思が強くないのかな」と採用を見送られたりする恐れがあるからです。
また、退職と入社のスケジュール調整が上手くできない人物だと思われる可能性も。
退職日が決定していないのではっきりしたことが言えないのは仕方ありませんが、それでも曖昧な回答はできるだけ避けましょう。
働きながら転職活動をすると違法になるのは本当？
働きながら転職活動をするのは、違法ではありません。
誰にでも職業選択の自由があるので、ほとんどの場合仕事を変えること・転職活動をすることは全く問題ないので安心して大丈夫です。
ただ、会社の中には就業規則で「同業界への転職を○年禁止する」と定められているケースもあります。また、退職時に「退職後○年間は競合他社で、該当する業務に携わらない」などと誓約書にサインを求められることも。
これは、会社が不利益を被らないための防衛策で、「競業避止義務」と呼ばれます。
退職後に従業員が競合他社に就職したり、独立して同業を行う場合、従業員の在職中の地位や業務内容によっては、業務上で得た情報やノウハウ、人脈などが他社のために利用されることにより、会社の利益が大きく損なわれることがあります。
引用：湊総合法律事務所
競業避止義務の契約が有効な場合、同業他社に転職して前職の情報を漏えいすると、損害賠償請求・懲戒免職に発展する恐れもあるので注意が必要です。
また、転職活動に社用のPCやタブレット、スマートフォンを使用するのも、もちろんNG。そもそも会社からの貸与品をプライベートで使用するのを禁止されている人がほとんどなので、自分のスマホやPCで転職活動を進めてくださいね。
まとめ
以上、仕事を続けながら転職活動を成功させる秘訣をご紹介してきました！
仕事をしていると転職活動に割ける時間はとにかく少なく、両立するのに心身ともに疲れてしまうかもしれません。
優先順位や自分が何をしたいのかを明確にすることで、自分にマッチする転職先求人を効率的に絞ることができますよ。
転職エージェントを有効活用し、上手に転職活動を進めていきましょう。